「アーキテクトモール」の開設
20周年記念イベント
建匠のホームページの各ページのヒット数から、今後のインターネットで発信すべきコンテンツの傾向を探りたいと思います。トップページのヒット数に対してサブページのヒット数が少ないのが今後解消しなければならない最重要課題です。やはり見てみたいと思わせるタイトルを付け、訪問者を引き付けなければなりません。
建築家別及び構造別のバーチャル住宅展示場はそこそこ閲覧されているように現段階ではやはり建築家によるモデルハウス的な情報が求められていると思われます。建築計画が有っても建築家に相談する術を知らなかったり、何となく相談するのをためらったりというのがほとんどです。ある時「設計事務所や施工会社に飛び込みで相談に行くのは、不動産屋に入るより勇気が要る」と聞かされたのが大変ショックでした。それ以来、如何にして建築家を身近に感じてもらうかを考え続けております。
5年前建匠の15周年記念として「現代建築家・工芸家20人展」を五反田の東京デザインセンターで開催し、2日間で1500人余の来場者に恵まれ、その後の活動に多大な影響をもたらしました。
そして今回20周年を記念してもっと大勢の建築家の皆さんと「アーキテクツモール」という建築家によるバーチャルギャラリー的なホームページを立ち上げようと計画中でございます。
「アーキテクツモール」からそれぞれの建築家の皆さんのページにジャンプして更に詳しい情報が閲覧できるシステムを整備して、建築家の敷居の高さを解消できたらと考えております。皆様のご賛同が頂ければ光栄です。

「アーキテクツモール」のコンセプトは次の通りです。

最近医療の世界で良く使われている言葉に「インフォームド・コンセント」があります。この言葉の意味するところは、「情報及び状況の説明と理解、承諾」であります。これは何も医療の世界のみならず、住宅建築の場合も大変大切なことであります。建築家、施工会社は情報、状況の提示説明を行い施主である建主は充分理解して承諾し、自らも家づくりに参加する事が重要です。メーカー任せ、人任せにしないで、自ら病気と戦うが如く住まいづくりに参加して欲しいと思います。株式会社 建匠 辻隆夫
《出典》株式会社 建匠 (10/03/15) 前頁      次頁