レンズで太陽光集め効率発電
本田技研工業が新システム
本田技研エ業は、太陽に合わせて向きを変え、レンズで光を集約するソーラー発電システムを開発した。

季節・時間を計算して装置を回転させる仕組みで、光を二段階で集約、太陽電池に当てる。このためレンズなしに直接太陽電池を並べる場合に比べて発電効率が大幅に高まるほか、太陽電池の設置量も通常の1%以下(重重ベース)に抑えることができるという。

試作したシステムの受光面積は5平方㍍、総重量は150㌔㌘。発電出力は720㍗となっている。太陽電池は、本田が13.2%出資するベンチャー企業、サンパワー(米力リフォルニア州)製。(NIKKEI-NET)
《出典》日経産業新聞 (10/04/15) 前頁  次頁